2019/06/13 19:42

5月31日〜6月2日に休日を利用して2泊3日のロングライド&バイクパッキングを楽しんで来ました。


今回の目的地は三重県いなべ市の青川峡キャンピングパーク。
そこで6月1日2日に開催される "BIKE&HIKE" というイベントにお邪魔しました。



途中、蒲郡で開催されている "森、道、市場2019" にも顔を出して来ました。

朝、8時過ぎに東京駅から輪行スタート。
新幹線で豊橋を目指します。


↑ 豊橋駅前で自転車を組むハリーさん。

今回の旅の同伴者は高円寺の印刷屋のハリーさん。



Breadwinner の"Bad Otis"、クソかっこいいです。
MTB欲しい熱が再燃します。

ロックアウトしているとは言えMTBで100kmオーバーはなかなかの猛者。

豊橋から蒲郡までが20km慣らし慣らし踏んで行きます。



今回の目的の一つである "森、道、市場" に着いたのが昼過ぎ。
平日金曜日にもかかわらず人はそこそこいました。

噂には聞いてましたが、会場全体が緩いチルな雰囲気。知り合いの出店者のブースに寄るも、皆どこかに遊びに行っていて会えずじまい。

...まぁ、いっか。
、となるのもこの会場の緩い空気感せいでしょうか。

会場に到着したのがちょうど昼時でしたのでランチに earlry birds のハンバーガーを食べて元気になったところで再び走りだします。
(サークルズさん → 青川峡のオススメコースを教えてくれたユウヤ有難う。蒲郡 → サークルズさんまでのコースを教えてくれたカモちゃんとサークルズのスタッフの女子さんも有難うございます。)




道中長いので森、道、市場での滞在時間は2時間ほどで先を急ぎます。
蒲郡から名古屋を経由して三重の青川峡までがグーグルマップの最短ルートで100km程。進んだルートは海沿いや若干の寄り道もあり結局+20〜30kmぐらいの距離になりました。


この日の天気は薄く曇り。
5月は30℃越えの暑い日が続いていたのでむしろ有難い曇天でした。

思い出すのは先日の東京 → 白州ライド。
あの時も確か30℃ぐらい。暑すぎて12時〜14時頃はさすがに動けませんでした。

もちろん仕込み中の新作のフィールドテストもして来ました。
それはまた改めてまとめてお知らせしますので楽しみにしていて下さい。



途中気持ちの良い海沿いを行きます。
おすすめしてもらったルートは内陸ではなく海沿いで心地良いコースどりになっているようでした。

ちょっと面白かったのが、衣浦トンネル。


↑ 地下11階とか、なかなか見ない標識。

碧南市と半田市を海底でつなぐ衣浦トンネル。
一般有料道路(トンネル)とは別に無料の歩行者・自転車用の1.7kmにもなる海底トンネルがあり、ここを通って対岸の半田市へ。

この団地などのに通じる鉄筋コンクリの無機質さが好きな人には堪らないでしょう。
これだけ狭くてまっすぐな空間は珍しい。
堪らず何枚も記念撮影してはしゃぐ髭面大人2人。




トンネルを抜け、半田市から北上して名古屋市内を目指します。
もうこの時点で夕方4〜5時とかでしたので無理せず、名古屋で夕ご飯を食べ、ゆっくりキャンプ場を目指す事にしました。
夜道を急いで事故るのは悪手。
そうなると行くも地獄、戻るも地獄、それだけは避けたいというせめてものリスクヘッジ。



名古屋市内に着く頃にはとっぷりと日も暮れ、疲れた足を引きずりながら矢場とんでディナー。
(帰りもベタに味仙に行きました。)

夕食後、名古屋市を離れ真っ暗になった田舎道を三重のいなべ市に向かって引きつ引かれつひたすら踏みます。

この辺りからさすがに苦行感出て来ます。
真っ暗な田舎の夜道は両サイドが田んぼですので、季節がらカエルの声だけが虚空の暗闇に響いています。
それだけなら風情もありますが、この足元のおぼつかない暗闇を、おっかなびっくりたまに通る大型トラックに肝を冷やしがらスピードを上げられず時間だけがただ過ぎて行きます。



結局ついたのが夜中の1時近く。
クタクタです。

その夜は、疲れ果ててテントの設営もせずグランドシートにマットとエスケイプビビィ、ダウンジャケットに包まり朝まで爆睡。
あ、でもコンビニで買ったビールでハリーさんと乾杯はしたな。確か。


翌朝、明るくなって良い感じの寝床をこしらえました。




↑ 一応ポールも持って来ていましたが、自転車を使ってタープを張ってみました。
(このタープ、2日目夜にツバメに糞をボムられました。shit!)
ちなみにこれは exped のソロタープです。

居住性は全然ないですが、結構気に入りました。バイクパッキングの時はまたやろう。
これとハンモックで夏は十分かも。
何より300gの軽量コンパクト。登りの多くなる山間のキャンプ場でのバイクパッキングでは必須の条件です。


翌日からイベントがスタート。
先日別注キャップでお世話になった幡ヶ谷のアウトドアショップ "nicetime" さんと一緒です。




↑ 出店ブース以外にライド・トークイベントなど大人から子供まで楽しめる内容。
そしてこのロケーション!!

キャンプ場自体もかなり人気で土日休日はなかなか予約がとれないらしいです。
24時間シャワーが利用出来、トイレもウォシュレット付き、さらにはコテージがめちゃくちゃ設備良い上おしゃれ。
女性にはかなり嬉しいキャンプ場だと思います。

いなべ市の第三セクター施設らしいですが、大手工場を沢山誘致してるからでしょうか。
いなべ市金あるな。というゲスい感想を抱いてしまいます。



帰りは名古屋まで自走して、そこから輪行で東京まで戻りました。

そんなこんなの3日間走りに走ってキャンプして最高の休日でした。
バイクパッキングスキルも少しずつ上がって来た(?)と思われます。
次の目的地はどこが良いかリサーチ中です。