2019/07/02 16:22

さて前回の続きです。




前回は新仕様や素材の事について触れましたが、今回はこのキャップのコンセプトについてお話ししていきたいと思います。
まずそこに至るまでの考え方を荒っぽくですが説明すると、

「高い防水性、軽くて丈夫 → X-PAC の性能を最大限活かすならレインキャップしかねーだろ」、と思う訳です。

しかし、、、自転車などでの使用を前提にした場合。
帽子全体で X-PAC を使ってしまうと、とてもじゃないけど蒸れて快適どころではないキャップになってしまいます。

ではレインキャップとはなんぞや??
世の中にあるものを色々と比べてみましたが、(自転車やハイク、ランに使う事に限定して言うならば)疑問に思うところも多々あります。

「レインキャップって本当に使えるの?
そもそも自転車のロングライドやバイクパッキング、ましてやハイクでは雨具は必携品な訳だし、いらなくね?
百歩譲って、併用して使うとしても相当蒸れるし。」

「単体でかぶる?」

「晴れてる日はかぶれるの?
ゴアテッ◯クスだって動くと蒸れて不快。」

そういった疑問・問題に対する一つの答えとして、Canopy X-PAC な訳です。

○ 雨具と併用する場合、キャップは極論つばだけしか要らない。
○ 雨具と併用してレインキャップとして快適に使えるキャップ。
○ 天候に関係なく常にかぶっていられる。
○ 格好良い
○ 汗をかく、運動をすることを前提にしたキャップ(メッシュ・つば裏のsupplex®︎は汗を吸収し蒸散させる部位として)

Canopy X-PAC はこういった経緯で作られました。

だから、"All-Weather Cap" と銘打っている訳です。

色々と御託を並べて見ましたが、単純に格好良いキャップが出来上がりましたので、是非みんなにかぶって頂きたいです。
その中でこのキャップの本当の性能を実感してもらえれば幸いです。

以下リリースからの抜粋です。
↓↓↓

velo spica international が考える新しい All-Weather Cap、それが Canopy です。
ライドやハイクではレインウェアは必携品です。だとすると敢えてレインキャップを持っていく必要はあるのか? また防水性・気密生が高いゆえに蒸れやすいレインキャップ単体ではどこまで日常使い出来るのか?その問いに対する答えがこの Canopy です。
つばは防水性の高い X-PAC を使用。雨天時にはかぶったままレインウェアを着用します。X-PAC のつばが“張り出し屋根 (canopy)”の様に、顔に雨粒が付くのを防いでくれます。その為つばの長さも62mmとサイクルキャップとしてはやや長めに設定。帽子全体がメッシュなのでレインウェアの中でも蒸れる事なく快適。真夏の炎天下や頭部が蒸れる状況を想定して、従来より通気性が高く強度のあるメッシュ生地を採用していますので、晴天時でも言わずもがな。

X-PAC 生地と通気性の高いメッシュ生地を掛け合わせる事で、雨天・炎天下問わず快適にかぶれるキャップを作りました。フロントパネルとつば上にはアメリカのセイルクロスメーカー Dimension Polyant 社の X-PAC を大胆に使用しています。これにより雨天時、レインウェアと併用する事で顔を濡らしにくくライドやハイク中の視野を確保してくれます。
またつばのエッジ部分と裏側を supplex®︎ 生地に切り替える事で、つばの縁から垂れる雨水を防ぎ、さらには大量発汗時にはかいた汗をインナーの汗止めからつば裏に移し蒸散させる効果があります。
今回から背面のアジャスターが指一本で調整可能なワンフィンガーアジャスターに変更され、ライド/ハイク時にもストレスなく調整が可能になりました。
(Canopy とは天蓋や張り出し屋根の意味です。)



7月7日リリースを予定しております。
この夏は皆様是非 "Canopy" をゲットして見て下さい。